
新しい学習指導要領の A 表現(2)には、伝える,使うなどの目的や機能を考え,デザインや工芸などに表現する活動を通して,発想や構想に関する次の事項を指導する。として、次のように書かれています。ア
目的や条件などを基に,美的感覚を働かせて形や
色彩,図柄,材料,光などの組合せを簡潔にしたり総合化したりするなどして構成や装飾を考え,表現の構想を練ること。イ 伝えたい内容を多くの人々に伝えるために,形や
色彩などの効果を生かして分かりやすさや美しさなどを考え,表現の構想を練ること。
また、〔共通事項〕として、(1)「A表現」及び「B鑑賞」の指導を通して,次の事項を指導する。とあり、ア 形や
色彩,材料,光などの性質や,それらがもたらす感情を理解すること。
イ 形や
色彩の特徴などを基に,対象のイメージをとらえること。……と続きます。例えば、話題の
この題材(クラフトテープによるBunacoのシミュレーション)ですが、この紙テープが、様々な形に変化して行く様はもちろんなのですが、こんなにたくさんの
色彩のテープがあるということを子ども達に知らせ、自分の作品のイメージに合う色を好きに選んでもいいよ。と言うと目を輝かせる訳です。…しかし、ここで、自分の選びたい色はコレだから、この色に合うイメージはこんな形で…と発想したり、この色なら、こんな風に飾ることができるな…と発想することもできるのではないでしょうか。
ということは、こちら側(教師側)の授業づくり、学びのしかけ、演出も大事になってくるということですよね。題材の導入の時に、作家の作品や、先輩生徒の作品なんかをみせたりします。でも、これもみせすぎると、かえって子ども達を枠組みで囲んじゃう気がします。いわゆる「すごい作品」を提示して、「よし、僕もこんな風につくりたい!」なんて意欲を引き出せたらしめたもんですが、逆に「失敗しちゃった作品」や「苦労が多かった作品」なんかも見せて、「こうやったら大変だから、こうしなくっちゃ」と思わせることも必要でしょう。

それにしても、この紙テープの色の豊富さは素敵!このサンプルを眺めているだけでも、色々アイデアが浮かんできそうです。実際は30mの巻で購入するのですが、子ども達同士で協力し合い、10mずつとかテープを交換したりして、複数の色を混ぜたりしていました。

↑この写真は、本校生徒の作品が、静岡県富士市で展示された時の様子です。授業風景の写真と、生徒のコメントを一緒に展示してくれました。青森から遠く離れた静岡へ作品が飛んでいったわけです。
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